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2012年10月14日日曜日

ソフトバンクによる米通信電話大手スプリントの買収計画

 9月12日に発表されて以来、待ちに待ったiPhone5がやっと届きました。早々に使ってみると、私が住んでいる岡山県ではLTEでの通信は、市街地中心部に限られ、少し離れた市街地近郊になるとすぐに3G回線による接続になります。ソフトバンクの提供するLTEサービスは、接続ポイントの拡充が求められおり、継続的な設備投資が必要な状態にあります。因に、私が契約したソフトバンクショップの店内でもLTEでの接続ができない始末で、同社の接続網にやや疑問を持つ結果となりました。
 1ヵ月間は、私が契約しているNTTドコモのモバイルルーターは使わず、iPhone5をソフトバンクの回線でとことん使ってみるつもりでいます。もっとも、先日買収が発表されたイー・アクセスの回線を利用したサービスが開始された場合、接続状況が改善することが予想されます。ソフトバンク側の正式発表はないものの、来春当たりから利用ができるそうですので、それまでは頑張ってソフトバンクの回線を利用することも考えています。
 もっとも、驚いたのは3Gの回線でのインターネットの接続速度であり、体感速度は明らかに上がっています。これはiPhone5の機体性能とiOS6へのアップデートによるものですが、後者の方が寄与度が大きい気がします。何故なら、私が愛用しているiPhone3GSやiPod TouchのSafariのアクセス速度も明らかに改善しているからです。一方で、やや消費メモリーが大きくなり、他のアプリでハングアップするケースもありますが、Safariのスピードアップは非常に気持ちがいいものです。

 こうした中で、ソフトバンクによる米携帯電話大手買収の検討に関するニュースが入ってきました。私は、同社は通信品質の改善のため、日本国内の設備投資に傾注するべきであり、この時期に大型買収をするべきではないと考えています。しかし、米スプリントのホームページをチェックすると、米スプリントもiPhoneを提供していることが判明、この買収が成立した場合、アップルのiPhoneを提供する企業連合ともなり、iPhone戦略を有利に展開できることが理解できました。ソフトバンクによる買収に関する記事が2012年10月13日付朝日新聞朝刊に掲載されていましたので紹介します。記事の題目は『ソフトバンク、米会社買収検討。大手3行、1.5兆円融資へ』です。以下引用文。

 『米携帯電話3位のスプリント・ネクステルの買収を通じて米国進出を検討しているソフトバンクは、買収資金をどう手当てしようとしているのか。借金を元手に買収を進めれば、経営は不安定さを増すが、そうしたリスクを承知のうえで事業規模の拡大を優先し、銀行団から巨額資金の調達をめざす考えだ。
 みずほコーポレート銀行などメガバンク3行は、買収交渉がまとまれば1兆5千億円規模を協調融資する方向で調整に入った。ソフトバンクの主力取引銀行のみずほが参加銀行まとめる。今後、ドイツ銀行も加わる可能性がある。近くソフトバンクに融資の意思を提示する見通しだ。
 今回の買収案件は巨額のため、短期の融資を実行した後、返済期限の長い融資に切り替える。2006年、ソフトバンクが英ボーダフォン日本法人を約1兆千億円で買収した際は、まず融資した後、買収先の携帯電話事業の収益を担保に証券を出して投資家から直接お金を集める手法に切り替えており、今回も似た手法を使う可能性がある』

 円高を定着する中で、円の強さを背景に日本企業による海外企業の買収が進んでいます。この時期の買収は、ソフトバンクのユーザーにとってはやや疑問がある対応とは思われますが、日本国内に閉塞感がある中で、人口が増加し続けている米国への進出は大胆であり、賞賛に値するものです。また、この動きの中で、スプリント・ネクステルが、米携帯電話第5位のメトロPCSコミュニケーションズを買収を検討しているとの情報が入ってきました。同社はドイツテレコム傘下のTモバイルUSAが合併を検討している先であり、これから壮絶な争奪戦が行われることが予想されます。この買収が動向次第では、ソフトバンクによるスプリント・ネクステル買収にも影響を与えていることは必至です。しかし、ある新聞記事によれば、ソフトバンクの野望は、スプリント、Tモバイル、メトロ3社全ての買収だそうです。この買収合戦が成功したあかつきには、1位のAT&T、2位のベライゾンなども視野に入り、世界屈指の携帯電話会社になる可能性があります。ソフトバンクの株価は、10月12日に前日比486円、16.87%も下落していますが、気概を感じさせるくれる経営であり、円高をフルに生かした経営こそが、今の日本企業には求められているのです。

2012年10月4日木曜日

ソフトバンクによるイー・アクセス買収、期待されるiPhoneのテザリング機能

 私は、初めて所有したスマートフォンは、アップルのiPhone3GSで、今も愛用しています。同機種は、今般、ソフトバンクが手に入れた900MHzのプラチナバンドには対応しておらず、従って、同バンドのサービスを開始した7月以降も私のスマートフォンの接続環境は全く変化していないことになります。もっとも、スマートフォンを使って、電話することはほとんどなく、もっぱらデータ通信のみを行っていることから、そもそも関係がないことです。それは、いわゆるプラチナバンドが主に音声通話を対象としたものであるからです。そして、肝心のデータ通信もNTTドコモのモバイルルーターを使用していることから、ソフトバンクがどのような周波数帯を手に入れようが、接続環境には全く変化がないことになります。私がNTTドコモのルーターを使っているのは、ソフトバンクのデータ通信の接続が、ビルの奥の方には入りにくく、かつエリアも狭く、データ通信をしていて、ソフトバンクのサービス体制に不満を持ったからです。

 そもそも、データ通信にとって有利なのは、多くのデータを転送できる、高い周波数であり、NTTドコモのLTEサービス、Xi(クロッシィ)もどうも2GHzという高い周波数を使っているようです。つまり、ソフトバンクがしなければならないのは、新たな周波数を手に入れることではなく、より多くの基地局を着実に整備することです。周波数が高いと電波の直進性が高まり、データ量は多くなるものの、街中などではきめの細かい基地局がどうしても必要となるからです。こうした中で、ソフトバンクが、イー・アクセスを買収、新たに1.7GHzという高い周波数を手に入れました。同周波数は、アップルが新型iPhone5で世界標準の電波として指定しているもので、「これまでとは価値が全く変わった」(孫ソフトバンク社長)としています。この買収により、ソフトバンクは、イー・アクセスの基地局も同時に手に入れることで、やや期待される一方で、NTTドコモを上回るきめの細かい電波を提供できるか、今後の動向を見守っていきたいと思っています。

 ソフトバンクによるイー・アクセス買収に関する記事が2012年10月2日付読売新聞朝刊に掲載されていましたので紹介します。記事の題目は『イー・アクセス買収、周波数確保で巻き返し。ソフトバンク、iPhone5で遅れ』です。以下引用文。
 『ソフトバンクがイー・アクセスを買収するのは、新発売の米アップルの新型スマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)5」を巡り、KDDIとの販売競争が激しくなっているためだ。後発のため、携帯電話向けの周波数で劣勢にあったソフトバンクは、イー・アクセスが持つ周波数を取り込むことでつながりやすくし、契約数で先行するNTTドコモ、KDDIを追撃する構えだ。(鹿川庸一郎)
 「我々がイー・アクセスに熱烈なラブコールをした背景にあるのは『テザリング』だ」
 1日に東京都内で記者会見したソフトバンクの孫正義社長は、こう強調した。
 「テザリング」とは、外出先などで、スマートフォンを経由した電波を使って、近くにあるパソコンなどでインターネットに無線で接続できるようにするサービスだ。アイフォーン5で競合するKDDIが発売日の9月21日からテザリングを始めると発表したのに対し、ソフトバンクは当初、アイフォーン5でのテザリングを行わない方針を示していた。だが、躍進を支えたアイフォーンでKDDIに負けることは許されないソフトバンクはすぐに追随を決定した。
 ただ、テザリングを始めるとデータ通信量が大幅に増え「全国的に障害を起こしてしまうリスクをぬぐいきれない」(孫社長)という状況に追い込まれていた。このため、アイフォーンで使える次世代高速通信「LTE」の電波を持つイー・アクセスとの経営統合を、1 週間あまりという異例の速さで決断したという』
 行動の速さについては、ソフトバンクは素晴らしいといえます。カリスマ的な指導者がいる同社ならではのスピードです。一方で、上述した通り、今のソフトバンクに求められるのは、きめの細かい基地局の整備です。今回の買収で新たな周波数を得たことではなく、イー・アクセスの基地局を手に入れたことに意義を感じます。テザリング機能は、iPhone4当たりから既に備わっており、モバイルルーターを使っている私にとって、今さらという印象を受けます。しかし、NTTドコモよりも接続エリアが拡大するのならば、ドコモの契約を解除、ソフトバンクに集約することも選択肢に入ります。
 それはしません。何故ならば、スマートフォンはソフトバンク、モバイルルーターはNTTドコモとした方がリスクヘッジになるからです。最近では、NTTドコモも通信量の爆発的な増大から、相次いでトラブルが発生しています。NTTドコモが使えない時は、ソフトバンクを使い、その逆も逆です。スマートフォンの利用は、スマートフォン自体の通信機能は極力使用せず、もっぱらモバイルルーターを使用し、インターネットに接続することがベストであると考えているのは、私だけでしょうか。

2012年8月18日土曜日

スマートフォン市場で2強の激突、サムスン電子とアップル

 待ちに待ったiPhone5(仮称)の発表が、どうやら9月12日に決まったそうです。今回は、マイナーチェンジであったiPhone4Sとは異なり、メジャーバージョンアップの予感があり、楽しみにしています。これまでのところ、ウェブからの情報では、ディスプレイのサイズが4インチになること、ホームボタンが小さくなること、インセル型のタッチパネルが採用されること(薄型になること)などが取沙汰されています。私は、iPhoneよりも使用頻度が高いiPod touchのバージョンアップが気になるところで、同時に発表されればと思っています。
 そうした中で、サムスン電子とアップルの訴訟は泥沼状態に陥っています。この闘いは、アップルとグーグルの代理戦争とも言われていますが、結果として、パソコン、タブレット端末、スマートフォンの販売台数を伸ばしているアップル製品の部品受注が日本企業に舞い込んでくれば、プラスであると考えています。米国での裁判の結審までの時間は短いという印象があり、iPhone5が手元に入る頃には決着が着いているのではないかと期待しています。訴訟の具体的な内容は不明ですが、訴訟の手続きにおいてサムスン側に不手際があり、懲罰的な賠償をアップルが求めていること、逆にサムスンがアップルの特許侵害を主張しているなどの話も出てきています。私が使用しているMacBookAirには、サムスン電子製のSSDが入っています。両社の相互依存の時代は終焉したといえます。今後は、フォックスコンで知られる台湾の鴻海グループが中国でアップル製品の組み立てて、その部品の多くとはいいませんが、少なくない部分を日本企業からの供給により提供される可能性は十分にあるといえます。
 スマートフォン市場で激戦が続いている最中、2012年8月16日付日本経済新聞朝刊にスマートフォン市場での負け組についての記事が掲載されていましたので紹介します。記事の題目は『スマホ苦戦組、大型リストラ、ノキアやRIM、巻き返しは不透明』です。以下引用文。
 『【シリコンバレー=奥平和行】フィンランドのノキアなどスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)の販売で苦戦する世界の通信機器大手が大規模な人員削減などリストラ策を相次いで打ち出している。経営の効率化と新製品投入で巻き返したい考え。ただ、韓国のサムスン電子と米アップルの「2強」が快走を続ける一方で、中国勢も台頭の兆しをみせており先行きは不透明だ。(中略)
 ノキアは6月、2013年末までに全社員の約1割に当たる1万人程度を削減する方針を示した。RIMも13年2月までに全社員の3割に相当する5000人を減らす。HTCは競争が厳しい韓国やブラジル市場からの撤退や、米ノースカロライナ州の研究開発拠点を閉鎖することを決めている』
 フィンランドのノキア、カナダのRIM、台湾のHTCが厳しい業況となっている一方で、低価格を武器に中国のZTEがシェアを拡大しており、2012年4〜6月期の世界シェアで、ブラックベリーのブランドで知られるRIMを上回り、初めて5位となりました。中国の市場規模を考えた場合、近い将来、アップル、サムスン電子、ZTEによる三つ巴の闘いとなっているかもしれません。上図は、上記記事掲載のデータから作成したグラフです。記事を読むまでカナダのRIMが入っていないことに気がつきませんでした。セキュリティが高く、現在の使用機種は不明ですが、少なくとも就任時にはオバマ大統領も愛用していたブラックベリーが姿を消すかもしれません。全面タッチパネルの機種しか使用したことがなく、フルキーボード付きのブラックベリーはかっこいいと思っていましたので、やや残念な感があります。しかし、気になるのは、日本のメーカーが上位に食い込んでいないことです。私の友人も、NECからサムスン電子のGalaxy S3に機種変更、私もiPhoneを愛用していることから、私の身近では外国製のスマートフォンがシェアの100%を占めています。ソニー、シャープ、NECなど、日本メーカーに奮起してもらいたいと思っています。