2011年12月18日日曜日

ユーロ圏の国債相場の変動と日本の国債

先日、フランス及びドイツの国債を購入しました。購入時の利回りはフランスが3.60%、ドイツは2.09%で、前者がアンダーパーであるのに対して、後者はほぼパーの水準でした。その後、利回りはフランスが3.2%、ドイツが1.9%と急落、その間のユーロ相場が1ユーロ=103円程度から101円台へとなったものの、国債価格の上昇により損失は回避できました。
 現在、外国通貨建ての金融資産は7割を債券、3割を株式で運用しています。適切なポートフォリオであると考えています。一方、国内投資は株式中心でどうしても、債券をポートフォリオに組み入れることができません。なぜなら、日本国債のデフォルトリスクが高まっていると言われている中、利回りが1%前後で推移している国債は、価格変動リスクが高すぎて投資の対象にはなりません。物価が下落しており、実質金利は高いとのことですが、適切なリスクを織り込んだ市場価格が形成されるまで、待ちということで考えています。
しかし、投資をする際に株式と債券のバランスを考えることは当たり前のことです。日本国に住んでいて悲しいのは、世界的にも認知されている投資方法が日本では通用しないということです。経常収支が黒字だから大丈夫と言っている人が多数います。でも本当にこれでいいのかはわかりません。
 私にとって初めてのブログなので、やや緊張しているところです。これからは経済事象を中心に毎日欠かさず、ブログをアップする予定です。特に、来年にかけての目標としていますので、よろしくお願いします。

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