2012年7月22日日曜日

ソニーのMusic Unlimitedに大感激、iOSにも対応

ソニーのクラウドベースの音楽配信サービス、Music Unlimitedがサービスを開始しました。同サービスは、月額1,480円の定額で1,000万曲もの音楽データを聴くことができる音楽のストリーミングサービスです。アップルのiTunesに対抗する有力な競争相手になると考えています。アップルも、現在のiTunes、iTunes in the cloudに加え、iTunes Matchを年内には日本で開始するそうですが、ソニーとアップルが提供するサービスのコンセプトはやや異なり、直接の競争とはなりませんが、どちらのサービスも業界の活性化つながる上でプラスでしょう。
ところで、Music Unlimitedは、アンドロイドOS搭載のウォークマンであるZシリーズに対応しているとのことで、早々にユーザー登録し、専用アプリをダウンロードしてみました。そして、今、はまっている"Glee"の音楽データをダウンロードし、ウォークマンのZシリーズで音楽を聞きながら、このブログを書いています。素晴らしいの一言です。音質などは、私が聞く限りでは、全く問題なく、アルバムを指定した場合、一曲聴いている間に、次の曲のデータが自動的にダウンロードされ、待ち時間は全くなく、連続して楽曲を楽しむことができ驚いているところです。今は、回線速度の速い屋内でのWi-Fiの接続ですので、外出時、3G回線を使用した場合、同様のスピードで体現できるかは不明です。実際にやってみないとわからないところがありますが、LTEになった場合は、屋内外での回線速度の差はないということになります。また、ホームページによると、ウォークマンのZシリーズの場合、音楽データを一時保管することができ、常時ストリーミングにて対応する必要はないそうです。まだ、機能を使いこなしていないので、どのようにすれば一時保管ができるのかは不明ですが、私の勘違いがなけば、このウォークマンはかなり使えるデバイスへと変身することになります。
右の写真は、ウォークマンのZシリーズにおけるMusic Unlimitedのトップメニューです。これからどんどん使っていって判明するのですが、使いにくかったMoraとは違い、なかなかのものあるでと直感的に感じました。右上の検索ボタンをタップすれば、検索画面が現れ、アルバム名、アーティスト名、曲名を入力すれば、目的の曲はすぐにみつかるようです。実際、"Glee"の楽曲もすぐにみつかりました。そして、驚いたのは、楽曲数です。"Glee"だけでも300曲以上がヒットしました。
また、これはソフトウェアのアップデートで改善することですので、今後、新たなサービスが付加されていく可能性は十分にあり、ビデオクリップ、そして映画なども自由に視聴することができればとは思っています。現時点では、データ量が大きくなり過ぎるという点で現実的ではないとは思われますが、回線速度は日々向上していることから、将来的にはないことはないと思います。
そして、Music Unlimitedについて調べていると、何とiOS向けのサービスを開始したことを知りました。つまりiPhone、iPodで、同サービスの利用ができるようになったのです。早々にiPodに専用アプリをダウンロードしたのが左の写真です。"FANATBIT"、"LINE"、WOWOWのオンデマンドサービス、GoogleのChromeの次にあるのが、Music Unlimitedのアイコン、"MUnlimited"です。今の瞬間は、iPodで"Glee"の楽曲を聴いているところです。私の聴く能力もあり、ウォークマンとiPodの差は区別できませんが、本当にゆっくり音楽を楽しみたいのならば前者、気持ちをアップテンポにしたいのならば後者、と勝手ながら判断しました。
ソニーは、有力なコンテンツを持っている数少ない日本の企業です。この資産を生かすことが、ソニー復活のカギです。iOS向けサービスの開始こそが、新たなソニーの出発点になると思います。
このブログの前半部分を書いた翌日に、iPhone3GSでMusic Unlimitedを屋外で試してみました。驚いたのは3G回線での楽曲データのダウンロードは非常にスムーズで、ストレスなく、"Glee"のシーズン1のアルバムを丸ごとダウンロードに成功しました。圧縮方法に工夫があるのか、音質も問題ないですし、スピードには驚きました。その時が、私の音楽ライフが大きく変化する一瞬だったと、後で回想するかもしれませんね。
 ところで、Music UnlimitedのiOSへの対応は、ソニーとアップルの融和ではないかと考えています。通常、iTunesを通じた課金にしかゴーサインを出さないアップルです。それをすり抜ける形での、今回のサービス開始です。アップルの宿敵、サムスン電子を駆逐するために、アップルとソニーが手を組んでもおかしくはないです。

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