東芝製テレビの外付けハードディスクは、テレビ接続のハードディスクからブルーレイディスクへのダビングができるそうですが、私が購入したBraviaですと、そのテレビにしか対応できないとのことでした(つまり、テレビが変われば、録画したものは観られなくなることになります)。これは東芝が優れて、ソニーが劣っているという意味ではありません。ブルーレイと規格競争で負けた東芝が、ブルーレイ推進ではなく、あくまでハードディスクを中心に製品規格を推し進めているのに対して、自らが当初から策定したブルーレイが規格競争で勝ったため、ソニーがブルーレイを中心に製品規格を推し進めている立場の差によるものと考えています。
それはさておき、それから5ヵ月過ぎた現在、5つのハードディスク全てに番組を録画し、正月は録画した番組を観て楽しんでいます。重複した番組もありますが、あと5台も接続できるのでハードディスクの価格が下落すれば(タイの洪水のせいで現在、価格上昇中)、新たに購入しようと思っています。
そして、11月に入ってから、また、衝動買いをしてしまいました。上記の外付けハードディスクと同様、ハードディスクの製造が遅滞することから、ハードディスク内蔵のブルーレイレコーダーの価格が上がる、もしくは品薄になるのではないかと考え、1TBのハードディスク内蔵のソニー製のブルーレイディスクを手に入れました。購入した理由にもう一つあり、テレビが安物で1チューナーしか内蔵されておらず、録画している番組を否応なく視聴しなければならないという状況を打開したかったからです。ところが、新たに購入したレコーダーには、トリプルチューナーが内蔵されており、内蔵の1TBのハードディスクは1〜2週間程度で一杯になる次第です。家に帰れば、毎日、毎日ダビングという生活を過ごし、結局、ブルーレイディスクにいくらダビングをしても間に合わないという状況に陥りました。そこで、レコーダーにも1TBの容量ですが、急遽5台のハードディスクを購入しました。内蔵ハードディスクに録画した番組を一挙に外付けハードディスクにムーブし、ダビングのペースを落とすことができましたので、ほっとしているところです。それと、これという番組以外は、DRで録画せず、SRでの録画へと変更したという要因もあります。毎日、ブログとダビングの生活ですが、ちょっと落ち着いたという感があります。
今日は、テレビやブルーレイに関する記述ですので、日本経済新聞2012.1.3付朝刊の薄型テレビについて記述した記事を引用します。見出しは『薄型テレビ、サムスン、日本再参入。来年めどに家電量販に打診』で、ついにきたかという印象ですね。記事本文は以下の通りです。
『【ソウル=尾島島尾】韓国サムスン電子は2013年をめどに、日本の薄型テレビ市場に再参入する方針を固めた。高画質で次世代テレビとして有望視されている有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)テレビや液晶テレビの高級品を販売する。サムスンは薄型テレビで世界シェア2割近くを占める最大手だが、日本市場は未開拓だった。消費者の選択肢が増える半面、収益悪化に悩む国内メーカーは対策が急務となる』
確かに、日本国内での競争が激化するものの、消費者は選択肢が増えるというメリットを享受できます。もっとも、一番注目しているのは、サムスン電子が日本の高機能の薄型テレビと正面から対決して、どちらが勝かです。私が購入したテレビは、フルハイビジョンではなく、ハイビジョンです。しかも、画面サイズは26インチで、3Dには対応してません。現在ではもっと安くなっていると思われますが、5万円で購入しました。画面サイズを小さくしたのは、画質レベルが低いyouTubeなどのストリーミングの映像をテレビで観たかったこと、大型のテレビですと、光沢パネルが多く、非光沢がなかなか手に入らなかったことなどが理由です。しかし、驚くべきかな、このテレビはネット対応であることです。そして、ファームウェアのバージョンアップが逐次行われており、その都度、新しい機能が追加されています。これら機能をサムスン電子のテレビが搭載するかは不明ですが、がちで勝負して、かりに日本メーカーが勝利すれば、再び世界へと向けて飛躍するチャンスがあります。一方、価格競争に巻き込まれ、今でも少ない利益が激減し、一部メーカー、特にシェアの低い、シャープ、東芝、三菱電機などが脱落する可能性もあります(ソニーが脱落すると個人的に打撃が大きいので上記3社を敢えて挙げました)。上で挙げた3社が脱落すれば、ソニーやパナソニックにとって有利になります。現に日立がテレビ事業から撤退したようにです。今後の展開に注目したいと思っています。
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