2012年1月14日土曜日

牛丼の原価計算

財政や金融など難しいことばかり書いていると負担が大きいので、今日は週に一度はお世話になっている牛丼について綴ります。私が毎日通勤している途上には、大手牛丼チェーンの3つの店舗があります。具体的には吉野家(吉野家の「吉」は性格にいうと下の棒の方が長い「吉」ですが、フォントにないので「吉」と書きます)、松屋、なか卯がそれぞれ1店舗ずつあります。
 なかば習慣化していますが、各々の店舗内を少しばかり覗き、お客さんのはいり具合をチェックしています。また、実際に店舗を利用する時は、従業員の対応や牛丼の味(煮すぎではないか、具材の配分は適切かです)、そして汁の入り具合を細かくチェックしています。汁の入り具合と書かせていただいのは、私は「つゆだく」の牛丼が大嫌いです。一時期、ある牛丼家に入ると、そこの店長らしき従業員が盛った牛丼が、いつも「つゆだく」となっており、辟易したという経験があります。
 牛丼は私が大学時代からの長い付き合いです。初めて牛丼を食べた時、その味に感激しました。今は、年をとったせいなのか、それとも競争激化の中で牛丼チェーン店が質を落としているのか、それとももっと美味しい食事を知ってしまったのかどうかわかりませんが、最近は味に対して感動をすることは余りありません。もっとも、定期的に行われているセールで、たまたま牛丼並盛りが280円の時に店舗を訪れた時には、その安さに感動します。この感動するかどうかの基準となるのは、大学時代よりも安い価格で提供しているかどうかです。
 ここで『週間ダイヤモンド』2011.11.26号に、米国牛の輸入が緩和された場合の牛丼の粗利の変化に関するシミュレーションがありましたので、引用させていただきます。
図は、PowerPointで作成したものを、jpegファイルに転換、貼り付けたものです。久しぶりのPowerPointです。Mac版の2011を使用しましたが、以前のウィンドウズ版の2007より使い勝手が良くなっています。牛丼の定価が320円であること、粗利が40%であることなど計算前提に粗さがありますが、根拠となるデータがきっとあるのでしょう。上図は、米国産牛肉の輸入緩和措置があれば、牛丼の並盛りの粗利は192円→213円へと増加することを示しています。因みに、牛丼並盛り320円は、少なくとも吉野家ではありません。吉野家の並盛りは380円ですので、対象はゼンショーHD(なか卯、すき家)、松屋HDのものです。
 実は、私は吉野家HDとゼンショーHDの株主です。牛丼への思い入れは大きく、結果、株主になった次第です。ところで、私の周囲では、知らない会社の株式に投資し、利益が出たら売却するという投機家的な行動をする人々がやたら目立ちます。やはり、個人投資家の基本スタンスは、投機的な売却は控え、長期保有による運用だと考えています。いずれのスタンスにせよ、会社が倒産した場合、損失が出ますが、自分が愛用している製品や、日々食している牛丼を提供している会社なら、失敗しても愛着がある分、許せる気がします。もっとも、この前提には、損失が余り大きくないという条件があります。つまり、一つの銘柄に集中して投資するのではなく、ポートフォリオを組んで投資をすることが大切ですね。

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