2012年1月4日水曜日

米国の宗教と大統領選

私は、米国の宗教事情に関心があるものの、知識がないため、今日は米国の宗教にスポットをあててブログを綴ります。米国の宗教=プロテスタント系キリスト教と思いがちですが、カトリックがかなりの割合を占めているのが実情です。これは、ヒスパニック系の流入が背景にあるかもしれませんが、4分の1程度を占めるようです。日本経済新聞2012.1.3付朝刊に、2012年の米大統領選の連載に以下のグラフが掲載されていましたので、そのまま引用します。グラフは、福音派プロテスタント26.3%、主流派プロテスタント18.1%、カトリック23.9%、その他14.9%、特になし・無回答など16.8%となっており、福音派プロテスタントが、主流派プロテスタントを上回っていること、15%近くの人がキリスト教以外の可能性があること、カトリックが主流派プロテスタントよりも多いことなどを示しています。
 宗教分離といいつつも、宗教が少なからず、政治に影響しているということは、世界各国で共通していることです。かつて政教分離を強く主張していたトルコでも、宗教色の強い政党が躍進しており、旧G7の国々の中でも、ドイツではキリスト教民主同盟(この政党については全く知識がありません)、日本では公明党などもある程度宗教がらみの政党ではないでしょうか。ブログを書いていると、余りに宗教に関する知識が少ないことに気づきましたので、ここからは、記事引用とします。引用元は上記グラフと同様です。
『【デイモン(アイオワ州)=中山真】今年秋の米大統領選に向け共和党の候補者選びの幕開けとなる3日のアイオワ州党員集会で、道徳や倫理で特に厳格とされる宗教右派の動向が焦点となってきた。保守的な土地柄で知られる同州はキリスト教右派の「福音派」の影響が強い半面、同派出身の有力候補は見当たらない。アイオワ州の結果は保守票全体の行方をみる試金石ともなる。』
キリスト教右派、「福音派」、保守票など聞き慣れない言葉が乱立してます。この言葉の共通点は、共和党の支持層であると考えてもいいでしょう。共和党は、日本との関係で考えれば、決して悪くはないと思います。過去の大統領の中でも、レーガン、ブッシュ親子の時代は、クリントンの時代のように「ジャパン・パッシング」などという言葉はなかったと思います。しかし、日本人自身にとって馴染みがあるのは、民主党支持者の多い、カリフォルニア州、ニューヨーク州など海岸側に位置する地域であり、共和党支持者の多い内陸部ではないです。確かに、日本の自動車メーカーは、いわゆるバイブルベルトと呼ばれる、保守的な地域にまで、工場を建設、日米の友好に寄与しているといえます。やはり、日本のメーカーは凄いですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿