そして、これを機に、ウォークマンとiPod、iPhoneの音に関して自分なりにチッェクしてみました。圧縮の方法などにおいて差がありますが、やはり高音域での音のクリアさでは、ウォークマンの方が上だという印象を受けました。また、最近、NHKのBSプレミアムで、"Glee2"が放送され、ブルーレイレコーダーに全てエピソードを録画しました。そして、ブルーレイレコーダーのお出かけ転送機能を利用し、"Glee2"をウォークマンのZシリーズにて視聴するという生活が始まりました。有機ELディスプレイに、音の良さが加わり、何とも言えない臨場感を得ることが出来ることに初めて気付きました。iPodやiPhoneは、音楽プレーヤーというよりも、むしろ携帯型のコンピューターという機能を高めています。音楽ブレーヤーはソニーがいいという結論に達しました。埃をかぶっていたウォークマンのXシリーズも、倉庫の中から復活、音の良さを痛感している次第です。
次に私の目に入ってきたのが、ソニー製のタブレット端末とヘッドマウントディスプレイでした。ソニーのタブレット端末はSシリーズの方を考えており、同機種が、この4月末にDTCP-IPに対応する旨発表がありました。しかし、残念ですが、対応が遅れており、無期延期ではないものの、対応時期は未定であるとのこと、ソニーの買い物相談窓口にて確認しました。ならば、タブレットはしばらく購入はないと思っていると、今度はヘッドマウントディスプレイが凄いということが、雑誌で紹介されており、その存在を知りました。型番はHMZ-T1で、3Dにも対応、パソコンのディスプレイの代用にもなることが分かりました。色々と聞いたり、調べたり、実際に体験したレビューは以下の通りです。
- 遠視は全く問題ないが、近視の方は矯正した方がいい。
- 左右の近視の度合いに差がある場合、3D映像を観るには、眼鏡でなく、コンタクトを使用した方がいい。
- 左右別々ではないものの、近視は視度調整機能が少しばかりきく(左右別々の視度調整の機能がつけば文句なし)。
- iPodやウォークマンなどの携帯デバイスに直接つなげることはできない。
- Apple TVを視聴することはできる。
- 家電量販店ではいつ入荷するかわからない。
『ソニーとパナソニックは次世代テレビの本命とされる有機EL(エレクトロ・ルミネッサンス)テレビ事業で提携交渉に入った。液晶より高精細で消費電力の少ない有機ELパネルの技術を持ち寄り、大型パネルの早期量産に向け協力する。実現すれば世界を舞台に激しく競ってきたソニーとパナソニックが主力事業で提携する初のケースとなる。韓国企業に液晶テレビなどでシェアを奪われ、苦境に陥っている日本の電機産業の転換点となりそうだ』犬猿の仲とも言える両社の提携は、日本の国内市場で過当競争が行われ、苦境から脱する唯一の手段かもしれません。ここでソニーの業績を紹介します。右図は、ソニーホームページに掲載されているデータより作成したグラフです。売上高と比して、営業利益、純利益の絶対額が少なすぎますね。粗利の少なさがソニーの苦境の原因であることは確かです。しかし、カメラ、ビデオカメラ、テレビ、レコーダー、音楽プレーヤー、ゲーム機器など広範囲の事業展開をしているのがソニーです。これに、ソニーピクチャーズ、ソニーミュージックのコンテンツ産業が結びつけば、ユーザーの囲い込みができる潜在的な力はあります。ソニー製品を愛していないという、もっぱらの噂のあったストリンガーCEOが交代しました。ソニーの今後の経営方針に転換に期待したいところです。
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