2012年3月6日火曜日

iPad3発売なるか

やはり2012年もアップルがIT市場でのもっとも注目される企業であり続ける予感があります。米国時間と思われますが、新しいタブレット端末であるiPadの発表が3月7日に迫っているという情報が、ネットの中から溢れ出しています。まず注目すべきは、次の機種の名前が、iPad3になるのか、iPad HDになるのか、iPad2Sになるのかです。当然のことながら、私にとってiPad2Sは最悪の結果です。そして、搭載されるCPUがA5Xなのか、A6なのかも注目点です。A5チッブですと、デュアルコアで、A6チッブですとクアッドコアとなり、スペックに雲泥の差が出てきます。特に、描画速度アップは、iPadでビデオを観たりする時に目に負担をかけないことになりますので、A6チップの搭載が期待されるところです。また、電子書籍も描画速度次第では、より使いやすいものになると思われます。iPadを持っているのですが、ページ数が多い書籍を読む時は、ページのめくりが多く、描画速度が遅いため故に、やはり目の負担になっています。
 一方で、ほぼ確実視されているのが、画面解像度が倍になるということです。現行のiPadやiPad2が1024×768ピクセルであるのに対して、発売される機種名がiPad3もしくはiPad HDならば、今までの倍に相当する2,048×1,536ピクセルとなり、まさしくiPhoneやiPodで実現したRetinaディスプレーをiPadで体現することができるようにになることです。文字をみた時の印象は、iPhone3GSの480×320ピクセルからiPhone4の960×640ピクセルになって、まったく異質なものになっています。電子書籍の市場拡大が期待される中、ギザリングのない美しい文字表現は、きっと私の読書欲を高めると思います。
 前のブログでも書かせていただきましたが、iPadの利用率がここへきて上昇しています。上昇しているのは、現在、家での作業を全てペーパーレス化の方向へ進めており、その核にあるのがiPadとなっているからです。いまやiPadのiBooksには、経済財政白書、エネルギー白書、家計調査、日本銀行のバランスシート、ユーロ統計局発表資料など、このブログを作成する際に利用した文献が数多くインストールされています。以前では印刷をした上で、それを紙ベースでチェック、表計算ソフトを使ってグラフを作成することをしていました。今では、iPadを使用することで、印刷する作業を省略、エコであるとともに、コスト削減を実現しているのです。以下が、私のiPadのiBookの書棚を撮った写真です。
次に驚いているのが、Huluですね。我が家にはテレビは1台しかありません。しかし、iPadにHuluのアプリをダウンロードすれば、iPadで数え切れないほどの海外ドラマや映画を視聴することができます。毎週、コンテンツが増加、こんな映画やドラマが観られるのかと思うと日々わくわくします。私は、Huluが提供するコンテンツの中で初めて知った海外ドラマがあり、その中でも『ビッグバーン・セオリー』の第一シーズンを全て観ました。このDVDはアマゾンでも販売されておらず、Huluでの続編の提供が期待されるところです。以下のHuluの初期画面の写真です。
そして、極めつけは、ソフトバンクのセレクトショップで購入したデジタルTVチューナーです。iPadにデジタルTVというアプリをインストールし、このデジタルTVチューナーにWi-Fiで接続すると、iPadで地デジ、BS、CSが視聴できるという代物です。地デジのワンセグが視聴できるデバイスをiPadに接続することはなんとなく出来る気がします。しかし、できたとしても画質が悪いため、iPhoneとは異なり、iPadほどのサイズですとお世辞にも奇麗なものではないでしょう。このデジタルチューナーはハイビジョン品質の画質で地デジのみならず、BS、CSが視聴できるのが特徴です。従って、B-CASカードも挿入しますので、iPadが液晶テレビと同一なものになるのです。以下の写真は、デジタルTVを立ち上げ、BSを視聴しているところを撮影したものです。
iPadは、すでに米国では教育現場で浸透しています。利用方法は、まだまだ発展途上ではありますが、日本でも営業や医療現場でも使用されています。セキュリティーの問題はありますが、iPadをビジネスの現場へと使用する時期は確実に近づいています。7日の発表が楽しみです。iPad2Sではなく、iPad3もしくはiPad HDの発表であればと思っています。

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